■シャトー・カルボニュー Chateau Carbonnieux
タイプ | 赤ワイン 辛口 |
造り手 | シャトー・カルボニュー【Chateau Carbonnieux】 |
生産年 | 2020年 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、マルベック |
容量 | 750ml |
■商品情報ブラックベリーやプラムの熟れた果実の風味、ヴァニラやモカ、タバコのスモーキーなアロマが漂い、重厚で力強さが感じられます。
ワインが喉を通り抜ける時に、ほのかにカカオのコクのある香りも鼻をくすぐり、飲み手を素晴らしい時間へと誘ってくれます。
緻密で繊細なタンニンが綺麗にワインに溶け込んでおり、まろやかかつ凝縮感感じる味わい。まさにエレガントなクラシックスタイルのボルドーワインとして相応しい出来栄えです。
2002年のボルドーはほぼ全般に素晴らしく、数々の傑出したボ卜ルを生んでいます。このワインも熟成を経て持ち前の魅力が花開き、今まさに飲み頃を迎えています。
【シャトー・カルボニューについて】格付け:グラーヴ・クリュ・クラッセ(特選級)
シャトー・カルボニューはボルドー・グラーヴ地区のペサック・レオニャンに位置。1953年に制定されたグラーヴ独自の格付け法により、クリュ・クラッセ(特選級)に認定されています。
この格付けは階層がなく、同じグラーヴ内にある70近い生産者の中から16銘柄のみがクリュ・クラッセに選ばれており、カルボニューは赤・白の両方が対象となっています。
グラーヴ地区では最大級の大きさを誇るこのシャトーは13世紀から始まり、マルク・ペラン氏が1956年に所有して以来、ペラン一族による経営が続いています。
シャトーは19世紀後半に一度、フィロキセラの膨大な被害に遭い低迷期を迎えています。その後はフランス経済の復興とともに、1980年頃からは安定したワイン生産力を誇るようになりました。
現在は最新の醸造施設が設営されていますが、あくまでも流行りの醸造スタイルには流されず、クラッシック・グラーヴのスタイルを貫ぬく姿勢から、長年の愛好家も決して離れようとはしません。
歴史を辿ると、シャトー設立当初から爽やかな白ワインに定評がありましたが、近年は赤ワインにも尽力を注いでいます。現在の生産量は赤白半分程度。
赤はしっかりとした骨格があり、肉付きのよいボディ、白は最上級の酸と豊かな果実の香りが印象的な、繊細なワインです。ともにペサック・レオニャンの真価を発揮する、素晴らしい品質です。