ベルト(別売り)の使用 近年、最も多い労働災害が「腰痛」です。 厚生労働省はこの事態に対応するため、平成6年に「職場における腰痛予防対策指針」(基発第547号)を発しました。 すべての職場において腰痛予防対策を採ることと定めたこの指針の中に、「腹帯等適切な補装具の使用も考慮すること」とあります。 レカロはここに着目し、作業着に直接ベルトを装着することで作業者の脱着の手間を省き、かつ制服として採用した企業が腰痛予防に対して積極的に取り組んでいることをアピールし、さらに効果も得られるという一石三鳥のワークウェアを開発しました。 |
更なる研究 さらにレカロは滋賀医科大学において予防医学の垰田助教授とともに、研究を重ねました。 その結果、「中腰での作業」を「膝をついての作業」へ変えるだけで、腰にかかる負担が劇的に減少することを科学的に実証しました。 筋電位の差は歴然とでています |
ヒザパッドの装着 さてここで問題になるのが、「膝つき姿勢をとることによる膝の痛み」です。 そこでひざ部に特殊パッドを装着することで解決しました。 実は、ヒザパッド付き作業服というのはヨーロッパではごく当たり前に普及しており、珍しいものではないのです。しかし日本では個々にパッドを装着していることはありますが、作業着に付属されている例はありません。 「レカロワークウェア」はヒザパッドを装備することでひざをついても痛くならないようにして、容易に膝つき姿勢をとることができ、さらに腰痛を予防することができます。 |
ひざをついても、痛くない。 そしてこのヒザパッドが付いていることにより、普段から膝つき作業の多い仕事において、ひざ痛を防止する効果ももたらしてくれます。 例えば、鉄板にひざをつくことが多い鉄工所や整備士さん、夏の暑くなった瓦の上で作業する瓦屋さん、木くずや鉄くずが散らばる現場の大工さん… 特殊ヒザパッドは少々の突起物やボルト・ナットの上に膝をついてしまっても、怪我から守ってくれます。 |
レカロの結論、メディカルワークウェア。 こうして、レカロメディカルワークウェアが誕生しました。 この商品は、自動車関連業界においてレカロブランドがもつネームバリューによって企業イメージのアップだけではなく、腰痛防止・ヒザ痛防止という実利も兼ね備える優れた製品です。 ご自分で整備を楽しまれている方や、サンデーレーサーのピットユニフォームとしても、周りから「デキる」存在として見られるでしょう。 もちろん、それ以外の業種においても上記のメリットがある画期的な製品となりました。 ぜひ一度、着用してみてください。 きっと、周りにも勧めたくなることマチガイなし!です。 |