送料 680円
商品は通常小売店さんへ卸している正規仕入品の新品です。
(画像は業者さん向けの卸展示会時のものです。不鮮明ですみません。)
お人形の価格の差は、お顔によっても多少はありますが主にお衣装の差です。
【 商 品 情 報 】
雛人形 3人官女さん 313 うめがえ
サイズ:立ち高さ17cm裾幅22cm/座り高さ12cm裾幅27cm(個体差多少あり)
飾り台(横幅65〜80cm)位に適しています
お人形は1体1体手づくりで作られますので、柄の出方等が画像と異なる場合がございます
商品画像にお人形の持ち物は映っておりませんが、もちろん全てセットされています
*当地は京風の飾り方をする為、関東風のように官女さんを乗せる黒い台は付いておりません
必要な場合はご注文時にご要望欄に「一人台サービス」と明記頂きましたら追加金額なしで同梱させて頂きます
(後日の追加は消費税送料込1,000円頂きます)
雛人形 三人官女さん単品(小道具付き)
極上本頭 衣裳着人形の3人官女さん
【商品内容】
3人官女
小道具類(持ち物)付き
【卸問屋としてのこだわり】
・頭(かしら)への拘り
頭(=お顔)は安価な樹脂製は極力使用しません
凛々しさ・可愛らしさに拘った本頭のお雛様です(樹脂製の場合は明記します)
・お道具類への拘り
価格を抑えるための樹脂製品は極力使用しません
雪洞なども基本的には木製品の物をセット(樹脂製の場合は明記)
ただし、木製お道具の一部部品に樹脂製パーツが用いられることはあります
・流行に流されない拘り
キャラクター物の節句飾りなどは扱いません
お雛様の意義や長年飾ってほしいとの思いからです
(キャラクターが悪いわけじゃなく、私の拘りです)
単品親王さまを見てみる
節句人形は一般の方が漠然と思われているように、一人の作者や一つのメーカーでセット物が製造されるわけじゃありません。
例えば、頭(かしら=お顔)は頭師さんが中心になって製作されますが、髪を結うのは結髪師さんの仕事です。
お身体の部分も、芯になる部分を作る方、衣裳を作る方、着せ付けをされる方と分業になっている場合が多いですし
飾台や屏風、雪洞、御花、お道具類はそれぞれ別々のメーカーで作られる場合が多いです。
それらを企画、コーディネート、セット組みして小売り店さんなどへ“雛人形セット”として卸すのが
私ども、節句人形卸問屋の仕事です。
*人形屋に生まれ育ったので
節句人形に関しましてはプロを自負しておりますが
写真も文章書きも、パソコンのましてやHtmlなんて全くのド素人が
1人でやってますので、わかりにくくてすみません
頑張って勉強いたします
【7段15人飾りのおはなし】
お雛さまをお飾りするのは、
女のお子様がみんなに祝福され、多くのお道具を持って嫁ぐような
幸せな結婚が出来るようにとの願いが込められています
雛飾りは、最上段のお2人(親王様)の結婚式の様子です
昔の貴族の結婚式は夜に行われていたので、雪洞(ぼんぼり)が付き物なのです
多くの場合6枚に折れる屏風を用いますが、屏風は本来部屋などを間仕切る為の物で
6つに間仕切ることから
「仲むつまじく」
って、縁起をかついでいるのです
官女さんは親王様のお世話をする方たちで
雛飾りでは柄の長い銚子でお酒を酌んで、もう一人の手提げの銚子に注ぎ変え、そこから盃に注ぎます
3人のお顔もそれぞれ違って、お口を開けている方・閉じている方(お2人が同じ場合もあり)
そして真ん中の座っている方は最年長で既婚者、眉毛を剃っています
五人囃子は歌って踊って演奏もできるエンターテナー
しかもイケメンでなくてはメンバーになれませんでした
現代でいえばジャニーズ系、
『嵐』
ってところです
お顔もそれぞれ楽器に合わせて、太鼓の方は力強く口を結び
笛の方は口をすぼめ、お唄の方は口を大きく開けています
随身(ずいしん=左大臣・右大臣)は弓矢で悪者たちが近寄らないよう守るお役目
年長の右大臣は、お祝いの白酒を飲んで赤らんだお顔をしています
仕丁(しちょうorじちょう)はお供の方たちで、この方たちだけが庶民です
怒ったお顔と泣いたお顔、一番お年を召された方は笑ったお顔
人生泣いたり怒ったりすることもあるけれど、最後は
笑って暮らせるように
って思いが込められています
そして、嫁入り道具
(箪笥・長持ち・針刺・鏡台・火鉢・茶箪笥・御所車・御駕籠・重箱)
お子様が幸せなご縁に恵まれますようにっていう願いが込められています
価格帯で選ぶ
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リアル店舗では
大正10年
より
卸問屋
をさせて頂いております。
品質には自信を持っております。
節句人形・こいのぼり専門店
をどうぞよろしく!!
当社ホームページにも記しておりますように、節句人形や、節句関連商品のほとんどはオープンプライスです
『定価』の設定は基本的に無い場合(オープン価格)がほとんどです
*時々節句品の価格表記で
チラシや店頭やWebショップでも「定価の△割引」とか「定価○○円の商品をXX円」といった表記を見かけますが
ほとんどの場合が法的には、根拠の無い上代価格設定(お店で勝手に決めた表示価格や販売実態の無い価格など)で
厳密には不当景品類及び不当表示防止法で云う“二重価格”の違法表記となります
(一)日本人形協会も、消費者保護の観点から違法表記を無くすよう取り組んでおります
【雛人形カテゴリ共通説明文】
雛人形は、
災厄を祓う”お守り”のような意味合いを持っていますので
初節句の年だけでなく必ず毎年飾ってあげて下さい。
当社の本業は、
節句人形の卸問屋
です。
商品はリアル店舗でも卸や小売りで販売しておりますので
完売の表示が遅れる場合は稀にあります。
その際はお取引の取り消しまたは商品変更をお願いさせて頂きます。
*商品に関する事はもちろんのこと、節句やお人形に関する事や
その他どんな些細な事でも結構ですので、お気軽にご質問下さい。
商品は、説明文に特に記載のない限り
リアル店舗で
小売店様向けに卸している商品
ですので、もちろん
新品・未使用品
です。
発送時には細心の注意を払い、商品のチェック・梱包をさせて頂きます。
ノークレームノーリターンでお願い致します。
(もちろん、商品に不備がありました場合は誠心誠意対処させて頂きます。)
尚、配送の際の梱包には資源再利用の観点より、専用の梱包箱はご用意しておりません。容赦下さい。
お熨斗のご要望がございましたら、お書きするお名前(贈られる方の苗字)をお知らせ下さい。
その他のご要望にも可能な限り対応させて頂きます。
ガラスケースなどの易損品や大型商品の場合は、
同梱が不可能な場合がございまが、可能な限り同梱にて送料を節約させて頂きます。
* 尚、商品の性質上また画像表示の関係上、
木目や生地・塗・柄の出方が写真と異なる場合があります。
また手作り品の為、若干の個体差がございます事もご了承下さい。
〜日本人形協会からのお知らせ〜
ご存知ですか?「おひなさま」を飾る意義
おひなさまを飾るひな祭りは、家庭で行う小さなお祭りです。
赤色の毛氈(もうせん)などで神聖な場所を作って、
赤ちゃんを守ってくれるおひなさまを飾り、お供え物をして願い事をします。
「健やかに育ち、将来、幸せな結婚ができますように」と。
ひなまつりの源流は、古代中国で季節の変わり目などに健康を願って厄払いをしていたことにあります。
日本でも平安時代以前からこれにならって、三月のはじめに「ひとがた」に自分の罪けがれを託して流すことが行われました。
やがてこれに貴族の子どもたちの間で日常的に行われていた「ひいな遊び」が結びつき
三月三日に人形で遊ぶ習慣が生まれました。
江戸時代になって、人形がだんだんと発達して工芸的な立派なものが作られるようになると
男女一対の人形を特に「おひなさま」と尊んで三月三日にこれを飾り、季節の食べ物などをお供えして
女性たちが無事健康に過ごせることを願うようになりました。
また、おひなさまのお祭りという意味から、その日を「ひなまつり」とも呼び
さらに江戸時代中期以降は、女の子の誕生を祝い
その健やかな成長と将来の幸せを祈る風習もうまれました
これは男女一対のお雛様の美しく仲睦まじい姿に女の子の幸せな結婚を重ね合わせたものでしょう。
その高貴な姿やきらびやかなお道具の数々にも
女の子の幸せな人生を願う気持ちと豊かな生活へのあこがれが込められているのです。
こうして、厄を祓うひとがたに始まりながらも、美しく完成されていったおひなさまは
時代とともに一人一人の女の子の幸せを叶えてくれる、その子の守り神のような存在となりました。
お子様が毎年、おひなさまに親しく触れれば、おのずとその恩恵をいただけることでしょう。
おひなさまは、生まれたばかりの女の子に対する、周りの人たちのあたたかな思いをかたちにしたもの。
誕生をこころから喜び、健やかな成長と将来の幸せを願う「予祝(よしゅく)」すなわち「未来予想図」そのものなのです